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外壁塗装に使うアクリル系塗料の特徴、メリット・デメリット

アクリル系塗料は安価で人気が高いのですが、外壁塗装では次第に用いられなくなってきています。 当記事ではアクリル系塗料のメリット・デメリットについて、詳しく解説していきます。 間違った塗料選びをしてしまわないためにも、是非とも参考にしてください。

外壁塗装に用いられるアクリル系塗料とは?

耐久性を高めるため、外壁塗装用の塗料には合成樹脂が用いられていますが、合成樹脂にアクリルが採用されているものをアクリル系塗料と言います。 各種塗料の中でもアクリル系塗料の歴史は古く、1950年代から用いられています。 発色の良さが人気で、長きにわたって主流の塗料でした。 価格が安いため、現在でも使われることが多いです。 しかし、耐久年数が3年~8年と他の塗料に劣るため、外壁塗装では主流とは言えなくなっています。 内壁やDIYでの塗装では安価でカラーバリエーションが豊富というメリットが好まれ、採用されることが多いです。

アクリル系塗料のメリット

アクリル系塗料のメリットは以下のとおりです。 ・安価 ・ツヤや発色が良い ・カラーバリエーションが豊富 ・扱いやすい ・透湿性、付着性が高い それぞれ詳しく見ていきましょう。

安価

アクリル系塗料は、各種塗料の中でも最も安価なもので、目安としては、1平方メートルあたりの塗装で1200円~1800円となっています。
安いので短期間で色を変えたい場合や、そもそも短期間しか用いない建物に使用する場合、コストパフォーマンスは非常に良くなります。

ツヤや発色が良い

アクリル系塗料はツヤや発色が非常に良いです。
ツヤを出してきれいに見せたい場合や、鮮やかな色合にしたい場合は、アクリル系塗料が活躍してくれます。

カラーバリエーションが豊富

アクリル系塗料は古くから用いられていますので、その分多くのカラーが製造されています。
色の選択にこだわりがある場合や、多くの色を使いこなしたい場合はアクリル系塗料が向いています。

扱いやすい

アクリル系塗料には扱いやすい1液型が多いです。

2液型だと、主剤と硬化剤の割合を正確に計測して、かつ使い切ることができる量だけ混合して撹拌する必要がありますし、失敗すると硬化不良も起こります。
1液型にはそんな手間がありませんので、DIYやホビーなどでもよく用いられることになります。

透湿性、付着性が高い

アクリル系塗料は透湿性や付着性に優れていますので重ね塗りしやすいです。

また、湿気を逃したい場所の塗装にも適しています。ただ、湿気を通したくない場所だと透湿性の良さはデメリットにもなります。

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